人が死ぬということ

昨日、ある競馬の若手ジョッキーが交通事故で死亡したというニュースが
某検索サイトのニュースに出てました。

彼のファンサイト(個人サイト）がリンクされてたので行ってみると、
女性の管理人さんらしくとてもかわいらしいHP．
掲示板や日記に書かれていることや、彼の戦いの記録、写真等、
見れば本当に競馬や彼のことが大好きで心から応援しているんだなということが良くわかりました。

掲示板には私同様、事故のニュースを知って初めて行った人が多く、
書き込みも沢山ありました。
多くは彼の冥福を祈ると共に管理人さんを励ますメッセージだったのですが、
中には事故の経緯について辛口のコメントもありました。
こんな時にこんなことを個人のファンサイトの掲示板に書くなんて！
というような書き込みもありました。

インターネットはいろんな人がどこからでもアクセスできて、
閲覧・書き込みできるものなので、
世の中にはいろんな人がいるなと思いつつ、
彼の死とは別のところに議論の中心がシフトしている掲示板の様子に
なんだか妙な感じがしました。

彼がどういう状況にあったのかはよくわかりませんが、
彼が亡くなったことは事実。
若くしてなくなった彼のご両親や関係者、
一生懸命彼を応援してきたファンの方の心中は察するに余りあるものがあります。

人間はいつか死ぬ。
どんな人がどんな死に方をしても、
残された人にとっては本当に悲しく、切ない現実だと思う。
それだけ重いもの。
私も何度か死に立ち会ったことがあるが、
言葉では言いようのない感覚がある。

いろんな憶測もあるし、誹謗中傷もあったようだが、
とりあえずそれは置いといて、
彼が亡くなったという事実を見失わないでもらえたらなと思う。

今は彼の20年の人生を思い、
ただただご冥福をお祈りするばかりです。