非戦主義

2003年3月20日
夜勤明けでTVを見ていた。
この間、アメリカが提示した期限を過ぎたな・・と思いながら見ていた。
ほどなくして、イラクの中継映像で警報サイレンが鳴り響き、
明け始めた空にたくさんの閃光が見えた。

戦争の始まりだ。

偶然にもその様子を目にして、とても悲しい気持ちになった。
ブッシュ大統領が攻撃開始の演説をし、
小泉首相がアメリカ支持を表明。
フセイン大統領は神の加護のもと戦うと語った。

「世界にひとつだけの花」
新聞にこの歌を反戦歌だという人がいるとあった。
ナンバーワンになろうとするのがアメリカやイラクならば
ナンバーワンじゃなくオンリーワンを目指そうというこの歌は反戦歌だと。
私はそうは思わない。
もともと反戦歌として作られたものじゃない。
歌詞を過大解釈して反戦歌に位置づけることを
作者は望んでいたとは思えない。
そんなマクロな意味じゃなく、
もっともっとミクロなひとりひとりの自己実現の歌だと私は思っている。
そんなひとりひとりへの応援歌だと。

戦争にいい戦争なんてないと思う。
武力は何も生まない。
そういう意味で、しいて言えば非戦主義なのかな。
1日も早く戦争が終結して
この上ない恐怖にさらされている世界中の人達が
安心して生きられる日を迎えられるようになってほしい。
歴史の目撃者となった今、切にそう願う。

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